東日本大震災!私たちが出来ること?

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今日の東京はとてもいい天気です。
ちょうど4年前の3月11日も、東京は今日のような良い天気だったことを
記憶しています。
午後2時46分、突然、地震が起こり、そして津波が発生して
15,891名の尊い命を失いました。行方不明者は、現在も2,584名に達しています。

昨日、私たち夫婦は、東日本大震災ドッグセラピープロジェクトで、
宮城県を中心に避難所、仮設住宅、高齢者施設、保育園、
幼稚園へ訪問した事を思い出しながら、1本の映画を見ました。

『遺体 明日への十日間』

 

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津波で犠牲になられたご遺体が次々に運ばれてくる、
岩手県釜石市の遺体安置所での出来事です。
極寒の中、泥まみれの床にブルーシートに包まれただけのご遺体が無造作に
放置されています。
警察官や消防団員が、死後硬直したご遺体の手を元に戻そうと、
力一杯曲げて骨が折れる様子を見ていた、西田敏行さんが演じる相場常夫が、
優しくマッサージしながら戻してあげる光景に感動しました。

また、消防団員のご遺体には、「水門を締めに行ってくれてありがとう」と、
優しく話しかけて感謝する姿に涙が止まりませんでした。

顔が黒くなったお母さんを案じた娘さんには、ハンドクリームでお化粧をしてあげる
ことを勧めてあげたり

私たちの誰もが直面する死後の尊厳と、残された遺族の心のケアーを見る人に
問いかけてきます。

被災地では「どうして自分だけが生き残ったのか?」と葛藤して、
時には潰れそうになりながら、懸命に生きている方々がいらっしゃいます。

宮城県のある施設を訪問した時に、ご主人が津波の犠牲になった婦人と対面しました。
ずっと無言のままセラピードッグたちを撫でているだけで、
側にいる私たちが入る隙間はありませんでした。

東日本大震災のあとに私たちが出来ることといえば、
あの災害を決して忘れないことでしょうか。

 
映画「遺体 明日への十日間」予告編 - YouTube

 

ジャーナリストが、実際に体験した実話の映画です。
ぜひ、ぜひ!観てください。

平成27年3月11日
東日本大震災で、お亡くなりになられた方々へ哀悼の意を表します。

ウィジードッグクラブ
本部長
島本 洋介

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