犬が逃げた！

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つい先ほど！しつけ教室に通っている飼い主さんが、ウィジードッグクラブに
慌てて駆け込まれて来ました。

「車で走っていると、知らないわんちゃんが、逃げて走っています！」

ＪＤＡ講師の藤田トレーナーと一緒に、外に出ると、トレーニングセンターの
道路前を、柴犬系のミックス犬が、猛スピードで駆け抜けていきました！


（この画像はフリー画像ですが、こんな感じです。）

危ない！前の道路は、交通量が多いため、車に轢かれてしまいます。
近くにいる人たちも、参加して総勢10名がワンコを止めようとしましたが、
とにかく素早い動きで逃走するので掴まりません。

何とかここで確保しないと全員が必死です。

柴犬の血統は、一旦、リードを離すと3日は家に帰ってこないと言われるほどの
特徴があり、自由を満喫します。
呼べば目の前まで近づいてくるのですが、つかまえようとすると、逃げることを
繰り返す習性を持ち合わせているので、これは大変だと思っていました。

すると、逃走ワンコは、道を間違えたのか、袋小路の駐車場に
逃げ込んでくれました。
また道路に出られては大変ですので、駐車場の出口を総勢10名で固めると、
今度は、車の下に隠れて出てきません。

「噛まれるのは嫌だな！」と思っていた矢先に・・
講師の藤田トレーナーが、勇敢にも車の下に潜り込んで、リードを引っ掛け
けようとします。しかし、唸って噛むぞと開き直る態度！

トレーニングセンターから、パーテーションを運び、車ごと取り囲み、
車の下から出て来たときにパーテーションを狭めて無事保護！

早速、田園調布警察署に連絡すると、このワンコの飼い主さんが、
タイミング良く捜索届けを提出していたところでした。
急いで現場に駆け付けてきた飼い主さん
「この子は心配させて！でも、車に轢かれないで良かった」と
ボロボロと涙をこぼしながらの感動の再開！
人騒がせなワンコは、何事もなかったかのように尻尾を振りながら
喜んでいました。

飼い主さんの話では、子犬の時に山で保護したそうです。
驚くことに、このワンちゃんは、今までにリードを付けたことがないとのこと。

それを聞いた、逃亡ワンコ大捜査線に協力した全員が、
藤田トレーナーの勇敢さを称えたのは、言うまでもありません。

藤田トレーナー！素早くリードを引っかけた、あなたのテクニックに
感動です！凄かったです！輝いていました！
でも、これからは、噛む犬には、むやみに手を出してはいけません。
犬に噛まれると痛く、綺麗な手に傷が残ってしまいます。
旦那様に叱られますので気をつけてくださいね。

今回のことを受けて、やはり、犬にはトレーニングが必要と痛感しました。
ウィジードッグクラブのセミナーを受けていれば、マテの指示に従って
逃走癖が治り、危険な状況にはならなかったと考えるとトレーニングは
受けていただきたいですね。

あのワンコの散歩はどうしているんだろうと・・？
後から、素朴な疑問が残りました。
ここは、東京の田園調布ですから、豪邸のお庭で走り回っているのかな？

犬の幸せは、飼い主の幸せ！
犬の不幸は、飼い主の不幸！
無事にお家に帰れてよかったです！

感謝
ウィジードッグクラブ　本部長　島本　洋介

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