阪神淡路大震災から20年です。

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今日のお昼ご飯は、カンパンを食べました!
最近のカンパンは、口の中に入れても、モサっとした感触がなくなり、
お水なしで食べられて、すごく美味しくなっていますよ!
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三立製菓のカンパン

今週の15日木曜日に、大阪と神戸へ出張で行ってきました。

しかし、この日だけは、駅からお店までの整然とした街並みを
20年前の出来事を思い浮かべながら、いつもと違った複雑な気持ちで歩きました。

1995年1月17日午前5時46分、マグニチュード7.3、最大震度7直下型地震
神戸、阪神間を襲い、死者6434名、負傷者43792名、全壊した家屋104906棟、
街が一瞬で崩壊した瞬間です。

当時、私は中学3年生でした。大阪府阪南市に住んでいたので
被害はありませんでした。
朝起きると、母が大変なことが起きたと騒いでいたことを覚えています。
ニュースが報道されるたびに、死者数が増えていき、火災に包まれる長田区の街や、
倒壊した家屋から救出活動にたずさわる消防隊員の映像が流れていました。

ニキビ面の私でさえ、神戸へ駆けつけて何かできることがないだろうか?
と思ったほどの大惨事でしたので、誰もがじっとしていられない衝動に駆られた
と思います。
私は、両親と先生に相談しましたが、災害現場は混乱しているので、
中学生が行っても、邪魔になるだけと一蹴されてしまったことを覚えています。
心の中に、何も出来ない悔しさが残りました。

神戸の地震から数年後に、災害救助犬、セラピードッグのドッグトレーナーを
養成するジャパンドッグアカデミーが設立されたことを知り、迷わずに入学を
決意しました。
そして、4年前の3月11日に東日本大震災が発生し、私たちは宮城県福島県
福祉施設へセラピードッグと一緒に駆けつけて、微力ながら被災者の心のケア
活動に従事いたしました。
人生は、何が転機となるか解りませんね?
もし、神戸の地震がなければ、私はドッグトレーナーになっていなかったでしょう。
神戸の地震に駆けつけられなかった悔しさが、少し和らいだような気がします。

阪神淡路大震災から、20年が経った神戸の街は、何事もなかったように復興を
果たしています。
私は、1月17日と3月11日には、必ずカンパンを食べます。
二つの大災害を忘れることのないように自分に言い聞かせるためです。




平成25年1月17日
震災でお亡くなりになった方へ謹んで哀悼の意を表します。
ウィジードッグクラブ 本部長 島本 洋介

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