動物虐待は懲役60年!

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アメリカのマサチューセッツ州で、飼い犬を虐待死させた男に懲役60年の刑が
言い渡されました。
この男は、飼い犬のDoeちゃん(ピットブルのミックス犬)に、食事を与えず、
ナイフで刺し、関節が外れるまで殴り、バーナーで炙るなどの行為を
数ヶ月続けていました。
Doeちゃんは、大きな火傷のあとが残り、舌が2つに断裂していたそうです。
見つけた人は車に轢かれたと思い警察に届け、
獣医師の元に連れて行き虐待が発覚。
Doeちゃんの症状は、もはや生存させるには忍びないと判断して安楽死させました。

たかが犬じゃないかと、犯人は、軽い気持ちで虐待をしたのです!

犯罪心理学者のアラン・フェルトゥース氏は、343人の精神的に問題のある
受刑者の内、約78%が動物虐待(虐殺)を行っていたと発表しました。

国立精神・神経センター精神保健研究司法精神医学研究部の谷敏明氏の論文に、
暴力事件を起こした犯罪少年の80%が、動物虐待の経験があると報告があります。
「非行少年における動物虐待の実態~非行少年と対人暴力との関連」
(精神医学49巻7号727-733、2007)

昆虫を殺す行為からスタートして、ボーガンで小動物を射ぬき、
猫を殺す動物虐待事件は、猟奇殺人事件へと繋がる重大な犯罪行為の序章です。
アメリカでも日本でも約80%の確率で、犯罪対象を人間へと変えているのが、
興味深い数字です。大きな問題に発展する前に未然に予防しなければいけません。

神戸の連続児童首切り殺人事件の酒鬼薔薇聖斗事件、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E5%85%90%E7%AB%A5%E6%AE%BA%E5%82%B7%E4%BA%8B%E4%BB%B6

長崎県佐世保の同級生を殺害して解剖した女子高校生殺害解剖事件、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E4%B8%96%E4%BF%9D%E5%A5%B3%E5%AD%90%E9%AB%98%E7%94%9F%E6%AE%BA%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

今日は衆議院選挙です。
自民党共産党だけが、動物の保護の公約を掲げていました。

私のマニフェストは、「不幸な犬をなくす!」ことです。
毎日、猟奇的な飼い主からの暴行に脅え、耐え、虐待されて死んでいった
Doeちゃんためにも、「動物虐待と遺棄を予防するネットワーク」の必要性を
考えています。
puppy_doe.jpg
(虐待されていたDoeちゃんです。)

感謝
Wiz.dog Club本部長 島本洋介

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