多頭飼いのポイント
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私の家にはジル(11歳)、コマジ(8歳)、あんず(7歳)の3頭がいます。
ある日、3頭の犬たちと公園を散歩していると、
「大型犬を3頭も連れているから、お金持ちよ!きっと車は高級外車よ!」
背後から聞こえる、おばさんたちの話声にドキッとしました。
周囲を見渡すと、他に散歩をする犬はなく、間違いなく、私とワンコたちの
ことを言っているのだ!と確信しました。
人様から、「お金持ちに見えるね!」なんてことを言われたのは、
生まれて初めてで、ついつい嬉しくなってしまいました。
一瞬ではありましたが、優越感に浸ることが出来た幸せの瞬間です。
ただ、「ボクは、お金持ちと違いますねん。」と、正直に言わなかったことを
反省しています。
おばさんたちから「きっと、高級外車に乗ってるよ!」なんてことを
言われたもんで、おばさんたちの期待を裏切ってはいけないと思い、
すぐ横に止めてあった、高級車のホンダステップワゴンに、
乗り込むことが出来ませんでした。
おかげで、おばさんたちの井戸端会議が終わる2時間もの間、
公園を散歩する羽目になり、ようやく家に帰ると「帰りが遅い」と
嫁から叱られる散々な日となりました。
天罰です。
でも、つくづくと、「あぁ!お金と無縁の人生から早く抜け出したい。」と
実感したのも事実です。
今日のブログは、JDA受講生の方が、多頭飼育をされているのですが、
犬同士の喧嘩が絶えなくて困っているそうなのでアドバイスします。
私は、忙しさにかまけて半年くらい訓練をしなかった時期がありました。
すると、3頭のワンコたちは、私の存在を認めなくなり、
勝手気ままに好きな事を始めるようになりました。
当然、ケンカも起きてしまいます。
それから、一日5分の服従トレーニングを行いました。
すると、3頭のワンコたちの勝手な行動が止まり、統制がとれるようになって、
喧嘩も起こらなくなりました。
犬は群れをつくる習性があります。
そこで、リーダーを決めて、統制を図らなければ、3頭のワンコたちのように、
各々が勝手に行動して、喧嘩まで起こしてしまいます。
犬の意思を尊重して、自由に行動させてあげたほうが良いとする
トレーナーもいますが、放任すると問題が発生します。
そこで、日頃のトレーニングを怠らずに行ってほしいのですが、
なかなか大変だと思いますので、簡単なトレーニング法を紹介します。
まず、何をするにも飼い主が、1番先に行ないましょう。
食事も、遊びも、排便さえも(笑)
次に、2番手になる犬にも同じことをしてください。
あとは、3番4番と順次に行います。
次にマテを教えます。
トレーニングの中で、マテが一番重要な項目なので必ず行ってください。
たったこれだけで、犬たちは、リーダーとして認めてくれるでしょう。
犬たちと共に暮らす幸せな日々を願っています。
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