Wiz.dog Clubの夢

前回のブログでは、カインズホーム北本店で石川トレーナーがデビューすることを紹介しました。

実は11月から、東京都町田市のペットフォレスト鶴川店、
大阪府堺市美原区ホームセンタームサシ、千葉県船橋市カインズホーム船橋習志野の3店舗で
JDA卒業生たちが新たにトレーナーデビューすることに決まりました。

ジャパンドッグアカデミー卒業生がWiz.dog Clubのプロトレーナーとして
巣立っていく姿を見ると心の底から嬉しくて涙が出てしまいます。
卒業式の「蛍の光」を歌ってあげられなくてごめんなさい・・・歌っても

「島本さん、どうしたんですか?今日はもう学校閉まるんですか?」

と言われたりして。。。

ドッグトレーニング技術と真心のある人間性を高めて各地域で活躍してください。
来年もまだまだ新店舗が増える予定です。本当に有難いことです。

ここでもう一度、私の初志を確認するためブログに書いておきます。

私がJDA生だった頃、授業の一環で動物管理センターの見学がありました。
管理センターの犬舎の中には3歳くらいの真っ白な雑種犬が尻尾を振っていました。
私の目を見つめながら「ここから出して一緒に遊んでよ!」と語りかけているようで
今でもその時の光景が忘れることができません。

管理官の人が「ここは3日目の部屋で明日には殺処分します。」
その言葉を聞いた私は、逃げるようにその場を走り去っていました。
もし、私に力があれば・・あの白い犬は助けることができたのにと今でも後悔しています。

動物愛護法の強化によって殺処分される犬の頭数は減りましたが、
それでも平成24年度は年間38,447頭(環境省より)の犬たちが
今でも殺処分されています。

「捨てられた犬を救いたい!」この気持ちは私がドッグトレーナーを目指した原点です。
Wiz.dog Clubの本部長に就任した立場として何ができるのか?

捨てられた犬たちが、高齢者施設や幼稚園、保育園などセラピードッグとして
第2の人生(犬生)を幸せに歩めるシェルターを建設したいと念願しています。
そのシェルターでは、セラピードッグ育成と子どもたちの情操が豊かにできる
教育プログラムやコミュニケーション能力を引き出せるAAE(動物介在教育)なども
行っていければと考えています。

セラピー資料(2014年10月14日)10月10日修正 (1).jpg

私の廻りの人たちには、ずっとこの話をしているので「また言っているの!いつ建つの?」
とオオカミ中年がまた同じことを言っていると周囲に思われているようです。

「1頭でも幸せに、1人でも幸せに」

あの白い犬を忘れないためにも、この言葉を心の糧にしながら実現するまで決してあきらめません!
追伸 今日から毎日ブログを更新していきます!(月、火曜日はお休み)