外飼いの犬

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わが家の近所に苦手なボーダーコリーがいます!!
私が歩いていると、庭のフェンスを、今にも突き破る勢いで、
「ワンワンワン!」と吠え立てます!
ボーダーコリーの飼い主さんが、「吠えちゃだめよ~!」と、
家の中から叫んでいますが、そんなことはお構いなしで吠えたてます。

笑顔で「吠えちゃだめ!ノー!ノー!ノー!」と伝えるのですが、
ボーダーコリーにしてみれば「おっさん!なに言うとんねん!」でなもんで
余計に吠え立ててきます。
更に、ムカつくことは、他の人には一切吠えないのに、私にだけ吠えるので
理解に苦しみます?
元々、人相は良くないとは承知していますが、正直言って耐えがたい屈辱!!
「しごいちゃるけん!一回セミナーに来いや!」と心の中で呟きながら、
耐え忍んで通り過ぎています。

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外で飼う犬は、飼い主と近接な距離を保っていませんから、コミュニケーションが
とれない分、何が良くて、悪いのかを学習する機会が、断然少なくなります。
従って、家の中で飼う犬よりも、外で飼う犬の方が、しつけの時間は長くなり
とうぜん、しつけセミナーの料金も高くなります!

改善方法として
外で飼うことは、領域が広くなった分だけ「何かあれば自己判断しなさい」と
犬に判断を任せていることになります。
そのため、家と外との離れた距離でコントロールが必要となり、遠隔操作を使って
離れた場所からでも、指示を聞くようにします。

人に対して吠える犬は、吠えたこと行為が、外敵を撃退した、追い払ったと
思っているので、吠えても良い領域と悪い領域を教えなければいけません。
この場合は、庭のフェンスの中に人が侵入した場合は、吠えても構わないと教え、
フェンスの外を歩いている、私のような善良な通行人には、絶対に吠えては
いけないことを覚えさせます。

以上のトレーニングを行えば改善に向かいますが、絶対条件として、
基本トレーニングが入っていなければいけません。

わが家のワンコたちは、ゴールデンのあんずが、ボールで遊んでいる時に、
ラブラドールのコマジは、どこからかペットボトルを咥えてきて、
あんずの前でわざと遊びます。
あんずが、ペットボトルに興味を持って、ボールを離した瞬間を待ち受けて
コマジはあんずのボールを奪います。なかなかの知能犯です!!

家の中で飼う犬は、人間の行動をモデリングしています。
表現が豊富で、訴えが通らない場合は、別の行動をとる応用力を身につけていると
言うことですね。

外で飼われている犬は、残念ながら、色んな訴え方を学ぶ機会が少ないため
単純な方法でしか訴える方法を知りません。

その他には、健康面と寿命にも違いがあります。

犬を飼うなら、できるだけ家の中で生活する方が良いと考えています。
(家の中で飼われている犬73.3%ペットフード協会の調査)

先ほどのボーダーコリーですが、仲良くなりたいのでボランティア(無料)で
セミナーをしたいと思っています。
その時は、お世話になった分たっぷりと・・・。

感謝
Wiz.dog Club本部長 島本洋介

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