捨てられた犬をトレーニングする

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ジャパンドッグアカデミーの受講生と、ウィジードッグクラブのトレーナーは、
「捨てられた犬をパートナードッグに迎えたい！」という方が多くいます。
とてもうれしいことです！
ただ、捨てられた犬をパートナードッグにするには、その子の幸せを願う覚悟と
トレーニング技術が必要です。

ドッグトレーナーは、一般の飼い主さんと同じ立場ではありません。
トレーニングを通じて、ドッグダンス、ドッグセラピー、しつけ教室で模範になり
活躍しなければいけません。

施設や会場では予期しないことが起こります。
セラピー中にゆで卵を与えられても欲しがってはいけません。
ドッグダンスで、子どもが目の前でソフトクリームを食べているときもあります。
問題行動を持った犬に吠えられても、我慢ができる犬に育てなければいけません。
犬もトレーナーも、安易な気持ちでは出来ないのです。

カインズホーム神戸深江浜店の山下美喜トレーナーは、
2頭の捨てられた犬を保護してアリーとガトと名付けました。


左がアリー（推定10歳♀）、右がガトー（推定5歳♂）２頭でアリガトーです！

アリーは、怖がりでハウスが大嫌いでした。
ガトは、保護されるまで１度も散歩をしたことが無かったそうです。
山下トレーナーは、捨てられたアリーとガトでもしつけをすればできる！
どんな犬でも大丈夫！ということを証明したかったそうです。人を喜ばせることが
そこで、アリーとガトにトレーニングを教え、ドッグダンス競技会に
出場することを目標にしました。
最初は、大変だったそうです。アリーの恐怖心を消していくために、
毎日慣らすトレーニングを続けました。今では、ドッグセラピー訪問もし、
たくさんの人を喜ばせています。


ドッグダンス競技会では、アリーがデモンストレーションを披露してくれました。
ガトは、3位に入賞しました。
捨てられた犬たちが、トレーナーと一緒に頑張れば、出来ることを証明してくれたの
です。
「初めは大変で諦めそうになりました。でも、2頭とも、私の気持ちが通じたのかな？
一生懸命に頑張ってくれました。」と山下トレーナーは、笑顔で語ってくれました。


スーパークラス3位入賞のガトと山下トレーナー

彼女が、ＪＤＡに通いながら、怖がりを治すトレーニングとハウストレーニングを
懸命に頑張っていたことを覚えています。
捨てられた犬も、ここまで出来ることを証明してくれた山下トレーナーを賞賛します。

感謝
Wiz.dog Club本部長　島本洋介

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