アーチェリーから見たドッグトレーニング

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私は高校・大学とアーチェリー(洋弓)をしていました。
アーチェリーを始めた理由は、ロビンフッドに憧れていたからです。
ウソです!
少年野球や少年サッカーのように、子供時代のキャリアがなくても
出来るスポーツで、ランニングや筋トレなどの強化訓練をしなくても、
楽勝にできると考えたからです。
要するに、ハードなスポーツを避けたら、アーチェリーにたどりついた
と言うことですね。
しかし、入部してみると、ハードなシゴキが待っていて、私の甘い読みは
見事に外れました。
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アーチェリー競技は、30M、50M、70M、90Mの距離から標的を狙い、
各36本合計で144本の矢を、いかに標的の真中に当てるかを争います。
距離が離れるほど、手元の1mmのずれが、標的に到達すると
数cmずれることになります。
そこに、風、重力、天候などの条件を一瞬で計算して、矢を射出します。
計算力、精神力、手、足、背中の筋力と呼吸法が求められる
難しいスポーツでした。
ウィジードッグクラブ関西の河崎亮子先輩は、大学は違いますが、
アーチェリーを志す同志として、河崎先輩は近畿大会の大阪代表、私は国体へ出場し準優勝したことがあります。
image002.jpg
アーチャー(射手)とドッグトレーナーを比較すると次のことが解ります。

ドッグトレーナーの場合
犬に訓練を入れておけば、目標に向かって動いてくれる。
失敗しても途中の修正が可能
風、重力、天候などの条件に左右されない。

アーチェリーの場合
アーチェリーの矢は訓練できないので、アーチャーの能力が大きく影響する。
途中の修正が不可能
風、重力、天候などの条件を一瞬で計算する能力が必要。
アーチェリーよりも、ドッグトレーナーの方が楽でしたね!
学校に犬の訓練部があれば、迷わず入っていたでしょう。

昨日のブログに、犬たちに立体を把握する能力をつければ、
犬は自信をもち、失敗しないことを書きました。
同じことが、トレーナーにも要求されます。
体力と筋力を鍛えて、トレーニング理論をマスターし、犬の行動を予測して
犬より早く行動する能力を身につければ、犬との相乗効果が開花して
素晴らしいトレーニング技能が完成されると思います。
私は、人が楽をして、犬にだけ負担をかけるトレーニングを否定します。

感謝
Wiz.dog Club本部長 島本洋介

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