久しぶりに感動した話!

 

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齢を重ねるごとに感動が少なくなってきていました!
そんな中、「ナオトひとりっきりAlone in Fukushima」という映画が
4月18日に新宿K’s Cinemaで封切られます。
福島第一原発から12Km圏内の福島県富岡町で、残された動物たちの世話をする
松村直登さん(55歳)のドキュメンタリー映画です。

原発事故があった時に、松村さん一家も、避難を余儀なくされて、
年老いたご両親と一緒に親戚の家に向かいましたが、放射能の危険を恐れて
避難の受け入れを断られてしまいます。
その足で避難所に向かいましたが、どこも満員!
仕方なくご両親は長野に移り住み誰一人住んでいない富岡町に戻りました。
福島2.jpg
by Justina Bakutyte
松村さんの周りには、原発事故で鎖につながれたまま置き去りにされた
犬たちや猫、牛、馬、豚さんたちが残っていて、何の罪もない動物たちが
放置された現状に、原発への憤りを感じたそうです。
それから、松村さんは決意して、たった一人で動物たちの世話を始めました。

空腹に耐えながら、飼い主たちの帰りを待ち続けた動物たちの想いを想像すると
涙があふれてきます。

福島3.jpg
by Justina Bakutyte
福島の原発周辺は、未だに住むこともできない、許可が無ければ立ち入ることも
できない地域となりました。
その影響は、東京23区にも及び、マンションの排水溝や公園の土を調べると、
2万ベクレル(国の基準は1キロあたり8000ベクレル)を超える場所もあるそうです。

テレビに流れる原発の報道を見て、「まだ続いているんだ!大変だな~!」と
帰宅できない方や動物たちの現状を他人事のように感じていた自分に反省です。

福島1.jpg
by Justina Bakutyte
原発は再稼動の方向へ向いていますが、福島第一原発はまだ終息していません。
私たちは、地球に生かされていて、地球を守らなければいけない義務があること
を再認識しました。
松村さんは、パリで開催された環境保護団体のスピーチで
「世界中の原発を止めなければいけないと」語ったそうです。
自ら被爆の危険を冒しながら、動物たちを守ってくれた松村さんの行動に
久しぶりに感動しました!
心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。


原発12キロに理想郷を作った男のドキュメンタリー「ナオトひとりっきり 予告編 ...

 

感謝
ウィジードッグクラブ
島本 洋介

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